髙取八仙窯のご案内 - Guide of Takatori Hassengama

陶の郷、小石原。

当窯は福岡県南部に位置する東峰村(旧小石原村)皿山に在ります。標高500mの自然豊かかな山里です。1602年に直方の永満寺宅間窯から始まり、内ヶ磯窯、山田の山田窯、飯塚の白旗山窯、そして1669年に三代目八之丞が飯塚からこの地に移り住みました。以来、窯の火を絶やさず今日まで茶道具の制作を主に手がけてきております。また、小石原は茶陶(髙取焼)と民陶(小石原焼)が併存する日本でも珍しい土地柄で、約50の窯元が在ります。

住居兼仕事場だった茅葺きの店舗。

住居兼仕事場だった茅葺きの店舗

現在店舗にして居ります茅葺きの家は、明治三年に住居兼仕事場として建てられた大変貴重な建物で内装は店舗という形にするためこだわりをもって改装させて頂きました。ぜひ近くにお越しの際はお立ち寄りになって伝統の茶道具を手に取られてください。霊峰英彦山のお膝元であり、冬は積雪や路面凍結に悩まされますが冬の景色は中々のもの、又春のシャクナゲやツツジの花木の美しさは見事です。季節によって移り変わる自然の景色や音色をお越しの際はご堪能頂けると思います。

小石原の観光スポット。

大王杉 樹齢600年(推定)

近くには、福岡県指定史跡である「松尾城跡」や、樹齢200年から600年になる約4.68haにわたる杉の巨木群「行者杉」があり、また東峰村ドライブの立ち寄りスポットとして、道の駅「小石原」は便利です。登り窯をイメージした建物の中には、小石原焼・髙取焼の窯元の作品が一堂に展示販売されている「陶の里館」や農産物直売所、レストランがあります。陶芸体験できる施設もあります、是非一度小石原にお越し頂けたらと思います。

登り窯

朝鮮から伝わった、
連房式の登り窯になります。
火口の他に4部屋あります。

単窯

倒炎式の薪窯になります。
1部屋で両方焚きとなっています。

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